本ブログエントリーはPernixData社のシステムエンジニアであるTodd Mace氏のブログの翻訳版です。
本記事の原文はPernixData FVP Hit Rate Explainedで閲覧可能です。
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ほとんどの方が、PernixData FVPはReadとWriteのI/Oを高速化するクラスタソリューションを提供しているということをご存知だと思います。そんな中で、私はよくユーザーインターフェイスの中に表示される「Hit Rate(ヒット率)」とは何なのか?という質問をよくいただきます。我々のソリューションはすべての「Write」をサーバサイドフラッシュに対してコミットしますので、ヒット率は100%です。これが私が我々のソフトウェアをWriteキャッシュソリューションだと何度もお伝えしている理由の一つです!
しかしながら、以下に掲載したPernixData FVPのヒット率のグラフはReadのヒット率のみについての情報です。言い換えると、サーバサイドフラッシュデバイスからのブロックデータを参照するたびに、これをヒットとみなしています。もしもReadのリクエストに対して、ローカルフラッシュデバイスで答えることができなければ、ストレージアレイに対して問い合わせをする必要があります。もしもブロックがストレージから読み出される場合、ヒット率のグラフへの登録を行いません。その場合にも、リクエストをフラッシュにコピーしますので、そのブロックが次回リクエストされた場合はそれはヒットしたということになります。
注意していただきたいのは、ヒット率が低いからといって、必ずしもそれがパフォーマンスが上がっていないということではないということです。例えば、ワークロードを「Write-Back」に設定し、ヒット率が低かったとしたら、それはワークロードがWrite I/Oに偏ったプロファイルであるということが考えられます。そういう場合には、ヒット率が低かったとしても、すべてのWriteはローカルフラッシュデバイスで処理されており、すべてのWriteは高速化されているのです。
記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@pernixdata_netw)