皆様こんにちは!!
Dell EMC 製品 HCI/ストレージ/バックアップを西日本で担当している河田と申します。
今回はAvamar Virtual Edition でIPアドレス変更Tipsをご紹介します。
AvamarのIPアドレス変更を”resite(他の場所に移動させる[移す])”と言いますが、資料を探してもなかなかたどり着きません。そこで、”まずどの資料をみれば”から始め”workflowを利用し実際に変更”という流れで進めていきます。
- 1.DELLサポートポータルからのダウンロード
Avamar情報ハブにアクセスし、該当バージョンのAvamarServerソフトウェアインストール後の ネットワーク構成に関するテクニカルノートを参照します。(要DELLサポートアカウント)こちらをまずはご参照ください。 - #PDFは英語ですが、HTMLを日本語訳変換可能です
- 2.Change Network Settings workflowのダウンロード
次に”Change Network Settings workflow”というIPアドレス変更用のワークフローが用意されていますので、利用するバージョンのファイルをダウンロードします。残念ながら記載バージョン以外ではマニュアル(手動)変更となります。
- 3.Avamarインストールマネージャへのアップロード
ダウンロードファイルをAvamarインストールマネージャへアップロードします。
- 4.Change Network Settings workflowの実施
アップロード後にステータスがAcceptedとなれば準備完了です。実行権限を取得する為、カスタマサポートパスコードを入力します。
- 5.Change Network Settings workflowの実施
workflowを開始する為、実行をクリックします。
- 6.インストール設定 – Networking Settings -
本ページにて設定変更を行いたい既存パラメータを修正します。初めにGlobalパラメータが表示されます。タブでインターフェース画面に切替可能です。Avamar Virtual EditonのIPアドレスを変更しますのでインターフェース画面で新たなIPを入力し、保存します。
#この時点で新たなIPでDNSでのFQDN名前解決が行える必要があります。
- 7.インストール設定 – その他-
必要に応じオプションとパスワードを入力します。そのまま実行でコーヒーブレイク!!
- 8.インストール進捗ステータス
ステータス進捗が表示されます。エラーが無いかを確認しましょう。
- 9.Connection Loss Imminent
IPが無事変更されるとこの画面になります。Let's Continue
- 10.仮想マシンからIPアドレスの確認
Avamar Virtual Editionならではとなります。再起動しているのが分かりますね。
- 11.インストール進捗(続き)
Avamarの様々な機能への影響、他変更すべき内容等が表示されますのでこちらも確認しておきます。
- 12.ワークフロー完了確認
お疲れ様でした。無事93タスクが完了し、IPアドレスが変更されています。
新たなアドレスにアクセスして管理コンソールが開く事を確認してください
いかがでしたでしょうか。手動と考えるとかなりのハードルの高さですが、このワークフローを利用してIPアドレスが変更可能です。ぜひ一度利用してみてください。
それでは、また次回お会いいたしましょう。
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