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Microsoft Ignite 2025 現地レポート

皆さん、こんにちは。
ネットワールド西日本技術部 SEの松本です。

2025年のMicrosoft Igniteへ現地参加しましたので、イベントの内容を記事内にてご紹介します!現地参加の雰囲気、来年度以降の回り方など参考にしてもらえればと思います。

 

1.イベント概要

期間:2025/11/18(月)~21(金) ※現地時間

場所:Sanfrancisco, CA, 米国 

会場:Moscone West, South, Mariott Marquis, Chance Center

ignite.microsoft.com

 

2.会場MAP

・Mocsone West:バッジ受け取りやセッション等

・Moscone South:セッションやHub(メーカー出展)等

・Marriot Marquis:セッション等

・Chance Center:KeyNoteセッション

会場マップ

青色の場所がChance Center

Mocsone West

Moscone South

 

3.事前準備

まずはMicrosoft Igniteへの申し込みを行います。
1~2週間前になるとイベントの詳細スケジュールが発表されますので、このタイミングで見たいセッションやラボのスケジューリングを行います。セッションには主に三種類あり、シアター、ブレイクアウトセッション、ラボがありますが、現地開催に限定されるものとオンラインも開催されるものがありますので確認が必要です。ラボはハンズオンのようなイメージで機器の持ち込みは不要でした。特にラボに関しては人数制限があり人気のラボはすぐに満員になってしまうので早めの予約がおすすめです。

注意点として今回の様に会場が複数の建物に分かれる場合、移動に時間を要するので
そういった点も考慮してスケジュールを立てるといいかと思います。

 

4.必須に感じた持ち物

・パスポート
今年のIgniteでは各会場に入場の際に毎回身分証の確認がありましたので各日持参が必要です。

・モバイルバッテリー
会場内に電源はないと思ってください。会場での写真撮影、録画、録音、メモのためスマートフォン、パソコンをかなり使いますので、想像以上にバッテリーを消費します。最低一つ、可能であれば複数あると良いように思いました。

・スマートフォン等
前述のとおり、会場でのスライド撮影、録画、録音、メモに利用しました。

 


5.スケジュール概要

DAY1 バッジピックアップ+Ignite概要説明セッション

DAY2 KeyNoteセッション参加+セッション参加+Hubでのメーカー交流等

DAY3-4 セッション参加+Hubでのメーカー交流等

DAY5 午前のみセッション参加

 

6.DAY1 

まずはバッジピックアップを行います。バッジピックアップではイベント会場の出入りに必要な入館証の受け取りを行います。今年は同時にNVIDIAのリュックとAMDのボトルも受け取りました。

バッジ(各セッションやメーカーブースで内部のICの読み込みを行います)

11:00からバッジが受取可能でしたが、11:00到着時点で長蛇の列ができており、結果的に1時間並ぶことになったので、もう少し早く来ても良かったと感じました。もしくはピークの過ぎたお昼以降であれば待ち時間も短くなるかと思います。
※同行したメンバーの話だと15時の受け取りだと20分待ちだったそうです。

バッジピックアップが終わるとIgniteのイベント概要の説明セッションを受けることができます。翌日のKeyNote会場への向かい方、会場に関して、各セッションの種類ごとの開催時間、スタッフの服装など説明があり参加をおすすめします。

 

7.DAY2-4

この日は最初にKeyNoteセッションがあります。参加する人数が多くなるため
Change Center というアリーナを利用し、このセッションのみ別会場となっています。

KeyNote会場(Chance Center)

KeyNote会場荷物検査

KeyNote会場内部の様子

中心街からはシャトルバスも出ておりますが、今年はかなり渋滞したので早めに
移動する方が良いかもしれません。

Chance Center 行きのシャトルバス(Hilton Union Square 横発)

KeyNote会場では朝食の提供もありました。KeyNoteが終わりますと会場外でMicrosoftデザインのTシャツの配布があり、メイン会場へのシャトルバスも運行しています。

Tシャツ配布列

Moscone West 行きシャトルバス並び列

このシャトルバスも渋滞で結構時間がかかるので午後一にセッションがある場合は早めに移動が良いかもしれません。

先ほども少し書きましたが、セッションに関してそれぞれ会場が分かれているので会場間の移動時間を考慮する必要があります。会場は隣接していますが、各会場エリアに入場する度にIDチェックと荷物検査がありました。荷物検査の待ち時間もそうですが、会場が広いのでセッション間の移動(Moscone South↔West)に10分前後はかかりました。
※今年は抗議活動もあり特に警備が厳重とのことです

抗議活動の様子

Moscone South 荷物検査

また事前準備の段階でスケジュールにセッションを登録しますが、こちらは予約ではないので(ラボは除く)開始時間に余裕なく行くと満席になっている場合があるので注意が必要です。人気のセッションは10分前でも満席の場合もあったので早めの移動をおすすめします。(最終手段としてテーブルでオンライン参加は出来ますが、出来れば避けたいですね)万が一満席となってしまった場合、セッション中に出入りする人は一定数いるので少人数であれば待てば入れるかと思います。

ランチは各会場で受け取りが可能です。DAY2では3種類の中から選びます。
飲み物(ジュース/コーヒー/水等)の提供もありました。
(アメリカ開催のためかボリュームはかなり多かったです....)
※そのほかの日についても朝食・ランチの提供がありました。

Moscone South ランチ会場

セッションやHubでのメーカー出展もありますが、DAY2では17:00~18:00にNeon Party
(DAY3もBlock Partyという似たようなイベントがあります)というアルコールや軽食が
提供される交流会がありました。

イベントHubの様子

ブレイクアウトセッション会場の様子

シアターセッション会場の様子

 

8.DAY5(後日追記予定)

いよいよ最終日です。

最終日はセッション数が少なく、午前のみのセッションになります。
そのため、午後には早々に帰国便に乗られる方もいると聞いています。
今年はこの日に日本ラップアップセッションが用意されています。
このセッションではMicrosoft Ignite の主要な発表について日本語にて
解説してくれるのでおすすめです。

日本ラップアップセッション

 

9.まとめ

ざっくりとした紹介とはなってしまいましたが、会場の雰囲気や回り方の参考になったでしょうか。少しでも参考になれば嬉しいです。