こんにちは。
ストレージ担当小野です。
本日紹介するのはPowerStoreOS4.2のアップグレード情報です。
OS4.2が10月末に出てきて1か月近く経ちますが、皆様お使いになっていますか?
OS4.2で新機能の一部としては以下となります。
・PowerStore5200Q 登場
・ESXi上で稼働するWindowsやLinuxの仮想マシンにMetroVolumeをサポート
・Windows2025のMetroVolumeサポート
・特定のネットワークアラートの有効/無効化が可能
・FC経由の非同期レプリケーション
OS4.2でも様々な機能追加がありましたが、今回紹介するのは赤字にしたMetroVolumeについて機能検証を紹介したいと思います。
MetroVolumeはホストから見ると別々のシステムにあるVolumeを同じIDで利用することができるため、障害時等においてもデータをオンラインで維持できるようになります。
以下は紹介しているイメージ図となります。

それでは実際に作成していきましょう。
Metro構成を作るにはまず別のPowerStoreをリモートシステムとして登録する必要があります。
【保護】-【リモートシステム】-【追加】から実行します。

管理系等の通信を前もって疎通することが確認できていたので無事に追加できました。
次にMetroVolumeを作成する前に普通のVolumeを作成します。
作成後に【保護】-【Metroボリュームの構成】をクリックします。
ターゲットのPowerStoreにMetroVolumeを作成するためにリモートシステムを選びます

構成が完了するとMetroVolumeの作成が完了します。
【保護】-【Metro】から確認するとMetroVolumeとして構成されているのが確認できます。

そしてホストへのマウントですが、Metro接続には2つの方法があります。

・ホストからのIOを送信する状態 or 障害発生時のみIOを送信する状態
・マルチパス構成を使用して、両システムでIOの最適なパスを決める状態
ホストからのIOを送信する状態を見てみましょう。
実際にESXiにマウントしてみましたが、アクティブIOがメインPowerStoreの2パスであることがわかると思います。
※PowerStoreのパスは下記の通りに2パスずつ並んでいます
・プライマリPowerStoreのNodeA
・プライマリPowerStoreのNodeB
・セカンダリPowerStoreのNodeA
・セカンダリPowerStoreのNodeB

対象Nodeが障害状態になりアクセスが不可となると、

対象Nodeが非活動、対象Node以外で最適なパスがアクティブIOとなり、想定通り動作し、アクセスが継続できているのがわかると思います。
次に両システムがアクティブとなるパスの状態を見てみましょう。
実際にマウントするとアクティブIOが4パスとなり、両システムからアクティブになっているのがわかると思います。
これらの機能により、ホストはデータの整合性を保ったまま、常にオンラインで使用できるようになります。
最後にWindows2025でも同様にマウントしてみたところ、ESXiと同様にVolumeを扱うことができ、問題なく動作していることが確認できました。

今回はWitness無し構成の状態での機能紹介となりましたが、
Witness構成をする場合は以下のリンクから手順を確認してもらえればと思います。
「PowerStore:PowerStore Metro Witnessを構成する方法 | Dell 日本
このように色々なパターンでVolumeを扱うことができ、ストレージ筐体、クラスター 、サイト全体の障害などに対処し、高い可用性を維持できるMetroVolumeはいかがでしょうか。
次回も日々進化を遂げるPowerStoreの様々な機能紹介をしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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