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PernixData FVP は Vblock Readyになりました

本ブログエントリーはPernixData社のシステムエンジニアであるAndy Daniel氏のブログの翻訳版です。

本記事の原文はFVP Software is Vblock Readyで閲覧可能です。

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ITインフラストラクチャに本格的な革命をもたらしたVblockシステムと、サーバサイドストレージインテリジェンスの業界随一のプラットフォームであるFVPソフトウェアが出会うのは単に、時間の問題でした。FVPソフトウェアはサーバリソースを活用してSANと有効な関係を築き、Vblockシステムの効率、性能、堅牢性を向上させます。まさに夢の取り合わせ! ということで、本日FVPソフトウェアがVblock Ready認定を受けたことをご報告できることを大変嬉しく思います。

技術面での話になりますが、VCEはこの認定を「パートナーソリューションの導入、統合、相互確認についての包括的なクライテリア検証を通過し、Vblockシステムと一緒に利用することをお客様に保証する」ものと位置づけています。実用面でいうと、FVPを環境に導入しようという決断をした新規、もしくは既存のVblockのお客様(幾らかはすでにFVPを利用しています)の決定の保険となるもので、お客様はプリインテグレーション、検証、保証された性能などのVblockシステムが提供する付加価値を犠牲にすることなく、FVPソフトウェアを導入し、低遅延のI/O高速化層を作成できるということです。

これはこれで非常に素晴らしいことなのですが、Vblock Readyのテクノロジ認定マークはPernixDataとVCEのパートナーシップの最初の一歩でしかありません。FVP ソフトウェアは既存のVblockシステムへ次なるレベルのパフォーマンスを付加するだけでなく、それぞれのソリューションのインテグレーターを通して、お客様は新しいVblockシステムのモジュラーアーキテクチャの一部としてFVPソフトウェアを構成できるようになるということです。近日中に分散冗長性メモリ(DFTM)を利用し、非常に強力な性能を要求するアプリケーションを動作させるためのリファレンスアーキテクチャとFVPクラスタの操作をさらに簡単に自動化できるようにするVCEのビジョンについてご紹介したいと思っています。 FVP ソフトウェアを追加することで、VCEの言う「世界で最も先進的なコンバージドインフラストラクチャ」上に仮想化できないアプリケーションはなくなります。

もっと詳しい情報がほしい場合、こちらのVblock Ready認定についてのFAQ(訳注:英語)とFVP/Vblockのジョイントソリューション概要(訳注:英語)もご参照ください。

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@pernixdata_netw)