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VMware Cloud Foundation 9.0 VVF コンバージョン編

こんにちは、VMware 製品担当です。

VMware Cloud Foundation 9.0 (VCF 9)  連載の第4弾です。

今回は、vSphere 8 から VMware vSphere Foundation (VVF) へのコンバージョンについて紹介します。

前回までの記事は、こちらを参照してください。

blogs.networld.co.jp

 

vSphere 8 からのコンバージョンは、どうすればいいのか気になりますよね。

今回は、vSphere 8 から VVF へのコンバージョンの流れを紹介したいと思います。

 

コンバージョンする vSphere 8 環境の紹介です。

よくある一般的な構成にしています。

  • ESX 8 update 3
  • vCenter Server 8 update 3
  • データストアは NFS の共有ストレージ

 

VVFへのコンバージョンを行う際のメーカ公式ドキュメントは以下になります。

 

Converge a vCenter Instance and ESX Hosts to vSphere Foundation Platform

https://techdocs.broadcom.com/us/en/vmware-cis/vcf/vcf-9-0-and-later/9-0/deployment/converging-your-existing-vsphere-infrastructure-to-a-vcf-or-vvf-platform-/use-existing-vsphere-infrastructure-to-create-a-vmware-vsphere-foundation-environment-using-the-deployment-wizard.html

 

 

コンバージョン実施前に、vSphereのバージョンアップが必要になりますので、vSphere 9 にバージョンアップしました。

以下の通りバージョンが 9.0.0 にあがっています。

vCenter 9.0 にバージョンアップした直後のライセンスを見てみましょう。

管理のライセンスを見ると、【バージョン 9 以降のライセンス】と、【バージョン 9 より前のライセンス】に分かれています。

バージョン 9 以降のライセンスでは、ライセンスキーを割り当てる方法ではなくなっていました。

バージョンアップした直後は Evalution Mode で動作しています。

参考までに、バージョン 9 より前のライセンス向けには、ライセンスキーを割り当てる設定が残っているようです。

 

vSphere 9.0 は執筆時点では VVF/VCF にコンバージョンしないと利用できません。

今回は、VVF へコンバージョンしてみました。

 

コンバージョンは、VCF Installer から行います。

VCF Installer は準備編で紹介しています。

VMware Cloud Foundation 9.0 準備編 - ネットワールド らぼ

 

VCF Installer 仮想アプライアンスにログインします。

デプロイウィザードから VMware vSphere Foundation をクリックします。

既存のコンポーネントは、VMware vCenterServer を選択して次に進みます。

全般情報は、任意に選択して次に進みます。

 

VCF Operations のアプライアンスサイズとFQDNを設定します。

DNS サーバの名前解決で IP アドレスが設定されます。事前にレコード登録は済ませておきましょう。

vCenter Server を設定して次に進みます。

入力した内容を確認して次に進みます。

 

検証に成功したら、デプロイを始めてみましょう。

 

デプロイに成功すると VCF Operations のログインのリンクが表示されます。

VCF Operations のログイン画面です。
設定したパスワードでログインしてみます。

VCF Operations の構成が表示されます。

EULA への同意、カスタマエクスペリエンスを設定して次に進みます。

設定内容の確認して完了します。

VCF Operations のホーム画面に遷移しました。

vCenter のアカウントを追加します。

認証情報を入力して追加します。

vCenter が登録されました。

ライセンス認証します。

手順は、ライセンス認証編で紹介しています。

VMware Cloud Foundation 9.0 ライセンス認証編 - ネットワールド らぼ

 

ライセンス認証が完了したら vCenter にログインして確認してみましょう。

VCF Operations 仮想アプライアンスがデプロイされています。

ライセンス認証の画面を見てみましょう。

コンバージョン前の Evalution Mode から変わりましたね。

今回は、VVF のコンバージョンですが、VMware Cloud Foundation のライセンスも、VMware vSphere Foundation のライセンスもどちらも認証が可能です。

今回は検証なのでどちらも試してみました。

VMware Cloud Foundation のライセンスで認証した画面です。

VMware vSphere Foundation のライセンスで認証した画面です。

以上がVVFコンバージョンとライセンス認証までの流れになります。

 

 

番外編です。

VVF コンバージョンでは、前提条件が存在ます。

今回の執筆するにあたり、前提条件でひっかかった様々なエラーを紹介します。

 

前提条件のまとめです。(今回の環境で引っかかったものをピックアップしています)

  • vCenter のパスワードは15文字以上、複雑なパスワードが必要
  • 名前解決の正引きと逆引きが必要
  • vCenter は分散仮想スイッチのポートグループに接続が必要
  • ESX と vCenter は、9.0 以上であること
  • DRS は有効にして、完全自動化が必要
  • 標準仮想スイッチは削除
  • LifeCycle Manager のVM 移行を有効化

 

以下、実際のエラー画面を紹介します。

 

 

 

アップグレードオプションという謎の警告ですが、LifeCycle Manager の設定のようです。VM 移行を有効化すると警告は消えました。

 

以上がVVF コンバージョンと処置したエラーの紹介でした。

 

次回はVCFへのコンバージョンについてお伝えします。