本ブログエントリーはPernixData社のVP ProductsであるBala Narasimhan氏のブログの翻訳版です。
本記事の原文はTurn Big Data into Big Knowledge with Infrastructure Analyticsで閲覧可能です。
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PernixData Architectのリリースを大変に誇らしく思います。このPernixDataの2つ目のソフトウェア製品は優れたストレージ製品の武器庫に転がっていたものでした。Architectはこの数年IT管理者の方と頻繁にやり取りする中から生まれました。彼らはアプリケーションの振る舞いがわからないことについて、筆舌に尽くしがたい戦いを強いられてきたのです。Architectによって、インフラストラクチャの設計、展開、運用、最適化を阻害する様々な複雑さに対して、前もって、そしてデータの裏打ちを持って対応ができるようになります。
同じ会社が新しく、革新的なビッグデータソリューションをビジネスラインのために展開しようとしていますが、皮肉なことに実際には最も有効なユースケースはデータセンタ自身なのです。データセンタの全ての仮想マシンについてI/Oのデータを集めることは非常に骨の折れる仕事です。しかし、ITの効率性の観点からその効果は非常に巨大なものです。おかしなことに、ビッグデータソリューションはより良い顧客対応や、マーケットインテリジェンスに利用されているのにもかかわらず、これまでビッグデータをデータセンタの効率化に利用されてきたことはありませんでした。まさに、ことわざの医者の不養生というわけです!
初のインフラストラクチャ解析のプラットフォームの登場
PernixData Architectでこれが全て変わります。会社はインフラストラクチャの膨大な量のデータを収集、利用、解析しストレージ設計の決断をインテリジェントにすることができます。インフラストラクチャ解析の概念を実現するのです。
インフラストラクチャ解析によって、IT管理者はデータセンタの設計、展開、運用をデータの裏付けをもって行えるようになります。これによって、ビジネスニーズの変化に常に追従、前もって対応し、データセンタに対して戦略的なアプローチを行えるようになります。結果としてCAPEX(機器調達コスト)の低い投資判断と、すばやいトラブルシュートやリソース不足の回避、優れた運用によって、改善されたOPEX(運用管理コスト)をも実現することが出来るのです。
インフラストラクチャ解析のキー要件
インフラストラクチャ解析を提供する製品は以下の設計目的に沿っていることが必須です:
- ビッグデータに基づいた価値を提供する
- 外部データのみに依存しない
- 十分な量のデータを取り扱える
- 様々なデータソースを統合できる
- 記述的、予測的、規範的な解析
- 優れたユーザーエクスペリエンス
- 多くのデータを渡り歩き、何が必要かを理解できる一方で、適切なアクションが取れる
- それぞれのレベルで適切な量のデータを表示し、必要に応じてドリルダウンやその逆が出来る
インフラストラクチャ解析はこれまでの監視やトラブルシュートのための製品とどう違う?
市場には無数の監視やトラブルシュートツールがあります、殆どは2つに分類されます。
最初のカテゴリは不正検知にフォーカスしたものです。これらのツールは計測値に対する閾値の入力を求め(例:レイテンシ)、その閾値を超えた際にアラートを生成します。ユーザーはその理由を元に問題を解消します。これらのツールは非常に広範囲をカバーしますが、深さという点ではそこそこにとどまります。
二つ目のカテゴリは対処にフォーカスしています。例えば、ホットスポットを和らげるために仮想マシンを移行させるという具合です。これらのツールは大抵外部の情報に依存しています。例えばvCenterからの情報です。しかし、本当の問題らしき情報をユーザーに伝えるだけです。仮想マシンを動かすことで問題が解決することを期待しているだけで、実際には単に問題を隠してしまうということさえあります。
これらの既存のツールは後手の対処であり、外部のデータだけに依存しています。そして、リアルタイムにユーザーに何が起こっているのかを伝えることはないのです。2015年、ビッグデータの歳になったのですから、もっと良い方法がありますよね!
Architectはこれらの全ての問題をストレージ設計と管理についての解析的アプローチで解決します。これまでの史上で初めて効率的にビッグデータを利用し、アプリケーションのための設計から一元的な展開、監視、オンラインでの最適化などのITライフサイクル全体の管理を実現するのです。Architectですべてを手に入れることができます。
最短時間でこのゲームチェンジングな製品を生み出したPernixDataの類まれなるエンジニアリングチームに感謝の念が絶えません。そしてこの革新的なインフラストラクチャ解析という新しいコンセプトにインスピレーションを与えてくれたPernixData社のお客様にも感謝致します。
Architectがリリースされたことを誇りに思いますし、皆さんからのコメントやフィードバックを心待ちにしています。(Architectのトライアル・ダウンロードについてはこちらへお問い合わせください。)
記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@pernixdata_netw)