前回、クライアントPCのバックアップのバイナリ収集のところまで実施しました。
今回は、そのバイナリのカスタマイズの実施です。
共通のインストール・バイナリを作成して簡易なインストールを目指します。
WindowsPCは、サーバ系と大きく変わらないので、本編ではMac OSを対象としたカスタマイズを行います。
①バイナリ:CVDownloads.tarをMac OS環境にコピーして、tarファイルを展開します。
②展開したフォルダ:CVDownloads内に、Simpana.appが存在するので、こちらをダブルクリックします。 赤枠内を選択してクリックしていきます。
③次に、Licenseに関する同意に応じ、パッケージを選択します。
④次に、クライアントOSで、Firewallを使用している環境があればチェックを入れます。 CommServeのサーバ名を入力します。
⑤先に進めて、Configuration画面で、予め設定しておいた、Client Group、SubClient Policy、StoragePolicyを入力して、Createボタンを押します。
⑥カスタムパッケージを生成している画面が続き、MacOS用のDMGファイルが作成されます。
⑦その後、インストーラ画面が表示されるのでクローズして、完了を待ちます。 [Done]ボタンを押して終了です。
"Welcome to Simpana"の左の画面は、作成したパッケージのインストール画面で、この場ではインストールしないのでクローズします。
⑧デスクトップ上に、以下のSimapana.dmgファイルが存在するのを確認します。
これでクライアントPCへ配布できるパッケージが完成しました。
今回はここまで、次回いよいよインストール編です。
Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田
【過去の記事】
メーカのサイト:
Simpana早わかり講座
CommVault Simpana:番外
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ バイナリ作成編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ パッケージカスタマイズ(Mac OS)編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ インストール(MacOS)編
導入編:
【連載】第1回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール編
【連載】第2回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール後の作業とバックアップ編
【連載】第3回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ編
【連載】第4回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(1)
【連載】第5回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(2)とリストア
【連載】第6回 始めてみよう!CommVault Simpana データアーカイブ機能を活用してみませんか?
製品紹介編:
第一回、最新!データ統合管理ソリューション CommVault Simpana のご紹介!
第二回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana 基本構成
第三回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Backup
第四回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Deduplication
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Tips編:
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